最近、朝食前のランニングをよくしています。この「朝ラン」にはメリットがたくさんあるので、今回はそれを紹介したいと思います。
脂肪を燃焼しやすい
体のエネルギー源は糖質と脂肪です。起床して朝食を食べる前は、糖質が枯渇していて脂肪をエネルギーとして使いやすい状態になっており、その状態で走れば効率的に脂肪を燃焼することができます。
また、最近の研究では、絶食状態でトレーニングをすると、脂肪を使いやすい体質になることがわかっているそうです。フルマラソンでは、いかに脂肪をエネルギーとして使って糖質を枯渇させないかということが重要なので、脂肪燃焼能力向上のためのトレーニングとしても有効です。
このあたりのことは、以下の本を参考にしています。
人や車が少ない
早朝は人も車も少ないので、のびのびと走ることができます。静かな道を走っていると清々しい気分になれます。
目が覚める
体を動かすことで、眠っていた頭と体がすっきり目覚めます。そのおかげで仕事や家事や勉強の効率が上がります。
生活リズムが良くなる
早朝ランを続けるためには、早寝早起きが必要なので、自ずと健康的な生活リズムになります。
暑さを避けられる
これは夏の場合の話です。日中の厳しい暑さの中で走るのは、熱中症の危険がありますし、すぐにバテるのでトレーニングの効率が良くありません。そこで、気温が上がってくる前に走ってしまおうというわけです。
早朝は影が長いので、あまり日が当たらないルートを作ることもできます。
注意点
いいことがたくさんある朝食前ランですが、気をつけないといけないこともあります。
無理しない
起床直後はまだ体が硬いです。走る前にはストレッチをして、走り出しても序盤はペースを上げないようにしましょう。
また、きついトレーニングは避けたほうがいいです。運動強度が高いと糖質の消費率が上がるので、糖質が枯渇している朝食前に行うのは体にとって良くありません。
水分を摂る
睡眠中に失われた水分を補給してから走りましょう。
早く寝る
睡眠不足で走っても気分が悪いだけです。走ることがストレスになっては続けることが難しくなります。
まとめ
トレーニングとしてもダイエットとしても効果的な朝食前ランニング。朝イチで走って一日のスタートを気持よく迎えてみてはいかがでしょう。