第5回しまだ大井川マラソン レポート

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人生初のフルマラソンとなった第5回しまだ大井川マラソンinリバティのレポートです。

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初フルは完敗

完敗でした。ハーフを超えたあたりで脚が完全に終わりました。太腿、特にハムストリングの痛みが許容範囲を超えました。脚が前に出せなくなって、ギリギリゆっくり走れる程度。給水所ごとに歩きました。

フルマラソンなめてました。蓋を開けてみれば完全な実力不足、準備不足。

それでも最後まで走ることができたのはよかったです。5時間は切れましたし。最初はこんなものなのかもしれません。ただやはり悔しかったです。

収穫

  • 体力自体はもった。
  • ふくらはぎや足首、ひざは問題なかった。
  • トイレは大丈夫だった。

課題・改善点

  • 太腿の筋持久力不足。特に最初に痛んだハムストリング。
    →ハムストリングのトレーニング。
    →坂道ダッシュ、自転車
  • ハーフ以上の距離のトレーニングがゼロだった。
    →3時間走、30km走
  • スピードが不足している。レースペースを上げるために、全体的にスピードを底上げしたい。
    →インターバル、全力走
  • 今回みたいに脚が限界に来るまで脚を追い込むトレーニングをしていなかった。
    →これまでのトレーニングの強度をもっと上げる。
    →レースに出るのが一番手っ取り早いトレーニング。
  • ペースを気にしすぎた。ちょこちょこペースを調整したのは無駄な消耗につながった可能性あり。
    →前半は感覚を大事にして、一定と感じるペースで走る。タイムは5kmくらいごとに確認すればいい。
  • レース後に顔や体を拭くものがほしい。
    →濡れティッシュや体拭くシートを用意する。

時系列

前日は21時30分前には就寝。が、なかなか寝付けず。そして寝て起きてもう朝かと思って時計を見ると、まだ日付も越えてなくてマジビビった。その後も、ちゃんと寝たと思ったら1~2時間しか寝ていないという謎の時間圧縮現象を繰り返した。まあ普通に緊張していたんだろう。

起床は予定の5時のちょっと前となった。

朝食は、おにぎり2個、フレンチトースト1個、飲み物にアクエリアスビタミン。

部屋を出たのが6:50分頃。台風でヤキモキした天気は快晴。風はほとんどない。

掛川駅にもランナーがけっこういた。そして島田駅に到着。あとは流れについていけばどうにでもなる。

まず選手待機場所の駐車場へ行く。適当に場所をとって、その後ちょっとやることなくなった。

8時頃になって前日に朝食と一緒に買ったカステラを食べた。パサパサしてるから水が欲しくなった。他にも家から持ってきたエネルギーゼリーも一つ摂った。

着替えて(と言っても上着を上下脱ぐだけ)、ウェストポーチを準備。今回は帽子は無しでいくつもりだったが、日差しが強いのでかぶることにした。

準備運動はあまりしない。レース序盤をウォームアップに使うつもり。

8:30前に荷物を預けた。トイレにはすごい行列ができている。現状気配もないので行く必要はないと判断。

ではスタート位置へ。どうせみんな最初のペースは速いだろうから、グループの後ろのほうに陣取った。スタート直前にVAAM顆粒を摂った。

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いよいよスタート。ゲート通過までそんなに待たされることなく、2分半くらい。

[0~10km]
やっぱりみんな速い。初めの5kmは10km/hを超えるつもりはなかったんだけど、油断してるとすぐに超えてしまう。それでも抑えているので次々に抜かされていく。

最初の10km地点のタイムはほぼ1時間。だいたい予定通り。

[10~20km]
前半は調子よく走れた。脚もよく回って、ランニングモードに入った。ただ、20kmが近づくにつれて微妙にペースが上がらなくなってきた。

この10kmのタイムは57分45秒。約10.4km/hで、予定の10.6km/hに足りていない。

[20~30km]
でもまだ20km超えたあたりは走れた。でも25kmあたりで腿裏が痛み出す。痛みがあってもしばらく走っていたが、痛みはどんどん増してきて、無理しすぎるとまずいトラブルが起きそうな気がしたので、一度歩くことにした。

しばらく歩いてから走り出すも、痛みはほとんど引かない。どうやらこのレース中は、ひどくなることはあってもよくなることはなさそうだ。その後は歩いては走りを繰り返した。

10kmタイムは1時間7分。前半の走りの分でこれで済んでいるが、この先はどうしようもない。

[30~40km]
チビチビ走るしかない。ほとんど脚は上がらない、というか上げると足をついた時の衝撃がすごいので無理。ほんの少し浮かせて、着地は優しく少しずつ進む。スピードは当然出ない。8km/h前後。それでも歩くよりはマシか。

まわりも似たような状況。10km/h以上で走れている人はほとんどいない。みんなちょこちょこ走ってるか、歩いているか。立ち止まってストレッチしている人もいる。序盤とは違って、会話する声はほとんどなく、すごく静か。

33km地点の大エイドステーション。いろいろ補給食があったけど、ここではあったかいキノコ汁が腹にしみてよかった。後はまんじゅうも食べた。あまり食べ過ぎても後が大変そうだったのでこれくらいにした。ここでは数分止まって休んだ。

ていうか足の甲が痛い。あと右足の裏も痛い。擦れてる感じ。

大エイドステーションで少し休んだとはいえ、やはり腿は痛いまま。あとは完全に足が終わらないよう気をつけながら走るだけ。

10kmタイムは1時間24分。まあこんなもんか。

[40~ゴール]
最後の折り返しも過ぎ、ここまで来るとちょっと元気が出る。だからって脚は動かないけど、メンタル面が回復する。

ラストに向けてスパートをかけようと思えばかけられそうだけど、ここでかけて脚に致命的なトラブルが起きて、直前でリタイアなんてかっこ悪すぎるので、このままひたすらちびちびと行くだけ。

ゴールが近づいてきて、あと数100メートルというところ、ここはもういいやと思ってスパート。最後の脚を使った。

そしてゴール。なんとか完走できた。

タイムは、グロス:4時間47分○○秒、ネット:4時間45分18秒。4時間切りにはまだまだ足りないものがあると痛感したレースだった。

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終わったら、スポーツドリンクをもらって、タグを外して、参加賞(Tシャツとハンドタオル)をもらって、完走証をもらって、おにぎりをもらった。

その後しばらく地面に座り、おにぎりを食べながら休憩。荷物返却、着替えをして、これでとりあえずいつでも帰れるようになった。

脚が痛くて歩くのも大変。特に右足裏が痛い。ただ、血染めになってるかもと思ったけど、水ぶくれになりかけくらいで皮すらむけていなかった。

ちょっとだけ会場をまわって、おみやげにお茶を買った。イベント会場の地面がドロドロで、ちょっともったいないなあと思った。

もうやることもないし、島田駅へ向かう。これにて自分の中でこのイベントは終了。お疲れ様でした。

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