あけましておめでとうございます。2015年最初のマラソンとして『新春矢作川マラソン』でハーフを走ってきました。
トレーニングの一環として考えていたので、テーパリングはせずに臨みました。目標は5分30秒ペースを切りたかったので1時間56分に設定しました。
時系列
天気は晴れ。ただし寒い。
並びは特にブロックは決まっておらず、流れに任せて並んだ。そしてスタート。
今回はビルドアップで行く計画なので、まずは5分50秒あたりのペースで入る。足に重さはない。
2km走ったところで5分40秒ペースに上げる。
堤防に入ってから5分30~40秒あたりで走った。向かい風が強くかなりきつかった。帽子も飛びそうで頭を下げて走っている時間が長かった。
堤防が終わって方向が変わると向かい風から解放された。ペースは5分25秒前後にアップ。
そして1周目終了。まだまだ余裕はある。ここで給水があったはずなんだけど、なんか不手際があったようで提供が遅れており、待つのが嫌だったのでスルーした。このタイミングでザバスピットインを摂る。
あとここでの応援にテンションが上ったのと下りだったのとで、一時5分00秒前後で走ってしまった。これは速すぎるので少しペースを落とした。
ここから15kmまでは5分25秒前後で走るつもりだったけど、結果的には5分15秒前後で走っている。この間に給水で水を飲んだ。スポーツドリンクは用意されていなかった。
15kmから堤防沿い。ここで塩熱飴を口に入れる。
堤防沿いの3kmは5分05~15秒あたりで走る。向かい風は相変わらずきついけど、次々他の選手を抜いていくのはなかなか気分がいい。
堤防沿いが終わって残り3km、ここからラストスパートに入る。ここでもどんどんランナーを抜いていく。足は左ふくらはぎに張りを微妙に感じるが、走りに影響が出るレベルではない。一番心配だった腿はまったく問題なし。
ラスト3kmの1kmごとのラップタイムは次の通り。
- 18-19:4分55秒
- 19-20:4分35秒
- 20-21:4分21秒
完璧にスパートが決まった。15kmあたりから抜かれた記憶がないぜ。
そしてそのままトップスピードでフィニッシュ。ランニングウォッチによるネットタイムは1時間51分27秒。目標の1時間56分を大きく切る大満足な結果となった。後半ペースを上げてフィニッシュラインを全力で駆け抜けるレースは気持ちがいい。
感想・分析
現状のベストに近い走りができたと思います。中盤ペースを上げすぎたかなと思いましたが、最後まで足が終わらずにペースを上げることができました。やはり余力を残すくらいの意識で走ると最後のスパートがしっかりかけられます。
向かい風はきつかったです。鼻水が止まらない。
1周してスタート地点に戻ってきた時の給水のスルーについては、ザバスのゼリーを携帯していてよかったです。ゼリーなら水分もある程度補給できるので。
反省としては、応援されてテンションが上がってペースを上げてしまったところがあったことです。気持ちだけ受け取ろうと思います。
骨盤前傾がうまくいった(?)
ここ数週間で試している走り方があって、それはお尻の穴をキュッと締めて後ろに向ける意識で骨盤を前傾させるというものです。骨盤を前傾させたら体全体も前傾してあごを引いて走るという感じです。
ロング走の終盤でこれをしたところ、いつもより楽に走れた気がしたので取り入れてみて、このマラソンでその効果を判断したいと思っていました。どうやらそれがうまくいったようです。
最近、お腹で走るというより背中で走る意識のほうがうまくいくような気がしています。今回の方法で走ると臀部・腰の後ろ側・背中に意識が向きやすくなります。距離を積んでより自然にできるようにしたいです。
サブ4に向けて
フルでも後半型で走りたいので、サブ4のためには25~30kmを5分30秒ペースで走れるようになりたいのですが、今回のレースでそれが十分可能だという手応えを得たのが収穫でした。
サブ4までかなり近づいてきたと思います。目指すレースは3月の静岡マラソンです。テーパリングに入るまでのあと1ヶ月くらい、しっかり最後の追い込みをしたいと思います。
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※おまけ:参加者には豚汁が振る舞われました。寒いのと疲れているのとで体に染み渡りました。