Windows版Evernoteのv5.8.1がリリースされたので早速アップデートしました。今回の注目は「コンテキスト」機能です。
コンテキスト機能追加
コンテキスト機能は、現在選択しているノートに関連するノートやWEB上の関連する記事や人を表示してくれる機能です。関連するノートを表示する機能は以前からありましたが、それが進化した形です。プレミアム会員及びEvernote Businessユーザが使用可能です。
コンテキストはノートの最下部に表示されます。ノートを選択した時に右下にポップアップが出るので、そこをクリックしてコンテキストに飛ぶこともできます。
WEB上の関連情報の表示については、参照元がまだ英語圏のサイトばかりなので、私にとっては現時点ではあまり役に立ちません。実際、関連記事は今のところ出てきていません。英語サイトをクリップしたら出てくるのかな?
参照元に日本のサイトが入ってくるとおもしろくなりそうです。まずは2015年初頭に日経電子版が加わるそうです。
ちなみに、オプションの「コンテキスト」→「コンテキスト機能の参照元を管理」をクリックすると、アカウントページが開いて参照元のサイトを選択することができます。
コンテキストの表示件数ですが、これまでの関連ノートでは3個だったところ、最大6個に変わったようで、これは地味ですが個人的にうれしい変更です。
日付がおかしい
コンテキストに表示されるノートの日付は、どうやら更新日を見ているようなのですが、更新日がないノートの場合、隣のノートの日付が表示されてしまっています。更新日がない場合は作成日を表示するなどしてほしいところです。
さらに脳を広げる
Evernoteは脳を拡張するツールとよく言われますが、コンテキスト機能はそれをより進める機能だと思います。
関連ノートによって、埋もれていたノートから「自分はこんなことを考えていたのか」と再発見をするチャンスが生まれます。それに外部の関連情報が加わることで、さらに情報の幅が広がっていくと思います。というわけで、早く日本のサイトを充実させてくださいお願いします。